5分で理解できるトビタテの2次審査の概略と面接に関して(1)
こんにちは!
トビタテ9期生のMaoです。さて、先日11期の1次審査の結果が出たそうですね!私の知り合いが1次審査に通過していたみたいでほっとしています。
さて今日はタイトル通り、2次審査の概要と対策について簡単に書いていきたいと思います。今回は面接編について書きます。
1.概要
トビタテの審査は毎回文部科学省で行われます。結構朝早いので、頑張って早起きしましょう笑。私は文科省のビル付近の虎ノ門駅前のスタバで準備をしていましたが、周りのお客さんを見るとトビタテ候補生らしき人が結構いましたね。会場の入り口がわかりにくいので、気をつけてくださいね。
さて、会場に着くと、待合室的なところに通されて、トビタテ候補生が集められます。ここできっちり雑談をしておくと緊張がほぐれますよ!
面接開始時間になると、パーテーションで仕切られた大部屋に候補生が一斉に入り、面接が開始されます。面接官はおそらく企業の人で、どこも和やかな雰囲気で行われます。15分程度の面接が終了すると、別の部屋に移動した後今度はグループディスカッションに移ります。グループディスカッションでは5~6人のグループに分けられて、留学計画の共有の後、与えられた議題についてディスカッションします。
審査が終了したら懇親会になります。
これが概要です。要は①面接②グループディスカッションの2つですね。順を追って対策方法を書いていきます。
①面接について
面接は15分程度で行われます。参考までに私が質問された内容を記載しておきます。
質問
・留学計画を説明して(4分)
・なんで水不足が蔓延しているの(3分)
・同じ分野をやっている日本企業はないの?(1分)
・海外との交流は何かある?(3分)
・楽器趣味なんですね(3分)
・論文は出したことある?(1分)
私は研究留学でしたので、研究分野について聞かれました。相手の方がDr→研究者らしいので、研究に対する姿勢はよく見られた感じがします。
具体的な対策方法としては、①質問集を作成→暗記、②信頼できる知り合いや先生等に面接の練習をしてもらう。③バックグラウンド調査(私であれば、水不足の海外事情、水処理を行っている日本企業について)を行いました。
まず①についてですが、これは必須ですね。質問集に関しては、私がいろんな人に聞いたり、自分で考えたものをこの記事の最後に貼っておきます。この質問集の回答を必ず文章化しましょう。頭の中で考えていても、うまくしゃべれないことは多いので。やっぱり紙でまとめたほうが、思考を整理しやすいですよ!これをひたすら暗記します。暗記方法は音読がおすすめです。一言一句必ずしも正しい必要はありませんが、論理が繋がっているかは必ず確認しましょう。
次に②についてですが、信頼できる知り合いや先生に必ず見てもらいましょう。意外と論理がブレブレだったりしますので、第三者の意見は聞いておきましょう!おすすめはトビタテ生に見てもらうことですね!ただ注意点としては、「この人の意見はなぁ…」となってしまう人に見てもらうのは時間の無駄なので、矛盾してそうですが、信頼できる人に絞ってできるだけ多くの人に見てもらいましょう!
最後に③ですがこれは時間に余裕があったらくらいでいいですが、周辺知識を持っておくとより安心して面接に挑むことができます。私は就活の企業研究を兼ねて、水処理の会社を調べておいたのが、結果として「同じ分野をやっている日本企業はないの?」という質問の簡潔な回答に繋がった気がします。
対策の順番としては、①から順にやっておけば安心です。①の「留学計画の説明」の部分の対策として、説明向けのプレゼンテーション資料を作成しておきましょう。この資料は後のグループディスカッションでも使えるので、2~3日かけて作成しましょう。大体の人はPower Point で作成していましたね。ここをしっかり作りこんでおくと、面接がうまく進むので、信頼できる人に意見を聞きながら、資料を作成し、早めに見てもらいましょう。ダラダラ作ると留学の軸がずれてしまうので注意です!11期生の方は4月中にプレゼン資料を作成できるとベターですね。
早めに資料を作成したら、ひたすらプレゼンの練習と質問集の暗記を行いましょう!
さて、今回はここまで。明後日あたりに二次審査「プレゼンの作り方」について書きますね!「ここが知りたい」という点があれば、コメントをお願いします!
※最後に想定質問集を書いておきます。
- 留学計画の概要を説明してください
- なぜ留学をしたいのか?
- 何故トビタテの奨学金制度を選択したのか
- トビタテのメリットは
- 留学の経験を生かしてどのように活躍するか
- 今までの経験が留学でどう役に立つか
- 人生で最も大きな挫折
- 大学生活で頑張ったこと
- リーダーシップの経験
- 俺が留学するメリットは?
- なぜ、産学連携が出来てないの?
- そのために留学先で何をするのか?
- なんでプラスチックフィルムの分離をやろうと思ったのか
- もしこのプログラムに落ちても留学に行くの?
- 留学先での生活はどうする予定なのか。
- 留学先とは接点があるのか。
- 将来どういった企業に就職したいのか→なぜ?
- あなたは何の為に社会貢献したいのか
- 趣味は?
- 逆質問
- 留学に行こうと考えたきっかけは、留学することに躊躇はなかったのか
- 日本の留学制度についてどう思うか(特に理系の人は留学したがらない、どういう留学制度になればもっと留学するようになるのか・・・等)
- 留学後どのような人になっていたいか
- その研究は他ではやっていないのか、何故その研究室でないとダメなのか
- 研究以外でアピールできるポイントはありますか
- 留学先の人たちとの交流は具体的に何を行うのか
- あなたは周りからどういう人間だと思われていると思うのか
以上。