トビタテ!留学JAPAN 9期生 J-45Maoのブログ

トビタテ!留学JAPANを利用してメルボルン大学に留学しているMaoと申します!これから、約一年間メルボルンでの生活について簡単に書いていけたらと思います。 質問はtobitatej45mao@gmail.comまでお願いします。

10分で理解できるトビタテ2次審査のグループディスカッションについて(3)

実験の待ち時間で暇なので、記事を書きたいと思います。

トビタテの2次審査は面接の後、グループディスカッショがあります。このグループディスカッション(以下GD)って就活生でもない限り経験していないですよね💦

今日はGDにおける心がけとポイントを書いていきたいと思います。

そもそも、このGDは何を見ているのでしょう?これはあくまで私の感じたことですが、問題解決能力よりもむしろ協調性を見られているように感じました。なぜなら、トビタテのGDは6人の班で1人4分づつプレゼンを行い、面接官が1つか2つくらい質問をしたのち、班員同士で2~3分くらいの質疑応答をします。ここで行っていることは、留学の軸がぶれていないか?を面接官が確認し、学生間でお互いの留学計画を披露しあうお言うことです。ここで見られているなと私が感じたのは、しっかりと他の人の留学計画を聞いて、理解し、それに対して意見を持てるか。「海外の人は自分の意見を強く言う」とよく言いますよね。海外に来て3ヶ月程度で偉そうに言うのは気が引けますが、少なくても、私が留学で見てきた海外の人は、一方的に意見を押し付けるのではなく、相手の気持ち、言葉の裏、突かれてほしくないウィークポイントを考えたうえで、建設的な意見を強く言っているのだと私は感じています。なので、GDではしっかり意見を聞きましょう。

 

全員のプレゼン及び質疑応答が終了した後、次は本格的なディスカッションが始まります。テーマは変わると思いますが、念のため、本記事の最後に記載しておきます。

この時のGDのテーマが苦手だと感じても、諦めないでください。ポイントは3つ

1. とりあえず時間を測る(または書記をやる)

2. 「○○さんはどう思います?」と聞く

3. 軸がずれてると感じたら、多少強引にでも修正

この3つが出来れば何とか受かると思います。(私はそうでした笑 サンプル数は1ですが…)

GDは時間が20分でその後代表者が1分で案を面接官に説明します。これ時間配分が本当に難しいんですよね。でもこの記事を見たあなたはスマートフォンのタイマーをポケットから出しながら、真っ先に「15分経過したら、いったんまとめましょう。」と伝えて、議論の主導権を握るとその後がやりやすいですよ。その後は意見を頑張って1つ2つ言えれば上出来です。

ただここで、1人くらいは意見を言えていない人が出ると思います。その時に「○○さんはどう思います?」と聞いてあげましょう。GDは団体戦です。GDは最初の一言を言うまでの壁が一番大きいと思います。皆さんも大学入学時に頑張って横の人に声をかけるのが一番大変でしたよね笑。議論を活性化させて、みんなが受かることが出来るように頑張りましょう!

議論が活性化すると主題とずれることが起きうると思います。私の時は具体的な案を出すようにと言われたにもかかわらず、具体性がない案でまとまりかけていました。これはまずいと思い、「いい意見ですね!これを具体化したいですねぇ~例えば××とかどうです」と言うと、意見を修正できますよ!ポイントは必ず相手にいい意見であることを伝えてあげることと、この時の例えは多少質が低くてもかまいません。ここでの目的は議論の道を修正することなのでそこを最重要視しましょう。また、相手の意見を生かしたうえで、案を乗せたほうが逆恨みされずに議論をスムーズに進めることが出来ます。人間やっぱり強く言ってくる人には敵意を持つものですからね笑。

最後に代表者が面接官に説明する人は、「俺が」「私が」とならずに、純粋に説明が上手そうな人にお願いしましょう。大切なのは集団での成功ですから。

いかがでしょうか?当たり前のことしか書いてない!と思う人もいると思いますが、活字化されたものを見ることで、理解は深まると思うので、是非復習を兼ねて一読されると役に立つかもしれません。

それでは11期生の方々は頑張ってくださいね!

※最後にグループディスカッションの過去の議題

留学生増加のために出来ること

より良い留学にするには(私はこれでした)

トビタテ!留学JAPANの理念を踏まえ、事前研修として何がやりたいか3つの企画を考え発表

トビタテ ! 留学 JAPAN を理系の学生に広めるための3つの施策を考える優先順位 も決め、その理由とともに発表

トビタテ!留学JAPANが派遣すべきグローバル人材の要件を3つ考える。優先順位をつけて考え、その理由とともに発表