トビタテ!留学JAPAN 9期生 J-45Maoのブログ

トビタテ!留学JAPANを利用してメルボルン大学に留学しているMaoと申します!これから、約一年間メルボルンでの生活について簡単に書いていけたらと思います。 質問はtobitatej45mao@gmail.comまでお願いします。

トビタテのメリットについて

最近研究が行き詰っていて、英語を勉強したりダラダラと論文を読んでいるMaoです。

 

さて、実験の空き時間に論文を読む気が起きないのでトビタテに関する記事を書いてみます。

 

本記事はトビタテに応募するか否かで悩んでいる人に是非見てほしいです。

 

僕はトビタテ8期とトビタテ9期に応募したのですが8期は書類選考で落選してしまいました。今その書類を見返すとこの書類は落ちる可能性が高いと感じますが、それでも当時はかなりへこみましたね。ただこの経験はトビタテ9期生に採択されることに大きく寄与しました。それは

1. 一度文章を書いたことによって書類作成の全体像が分かる

2. 文章を書く練習をしたことによって日本語の言い回しを工夫できるようになる。

という点です。

主にこの2点は今後私が経験するであろう、論文等の報告書であったり就職活動等の書類を用いた選考に役に立つと考えています。それでは1つ1つ解説していきます。

 

1. 一度文章を書いたことによって書類作成の全体像が分かる

これは私が9期の選考を受けた際に感じたのですが、私は8期の際にトビタテの4つの項目である、

1. 留学後どんな自分になっていたいのか

2. 困難を克服した経験

3. トビタテに貢献できること

4. その他記載事項

を記載した経験があったので、9期の選考の時には個々のストーリーを1から作成する必要はありませんでした。従って9期の際には書類のブラッシュアップと論理の再構築だけでしたので、実質的に時間を取られたのは4日間程度で済みました。

 

 また、ここで得られたことで一番メリットを実感しているのは、ストーリーを組み立ててさえすれば、極めて短時間で書類を書くことが出来るということです。この能力は、私が就職活動におけるES提出やその他の提出書類を作成する際に、ストーリー構成とその文章量から時間を概算することが出来るということを表します。

これによって書類作成にかかる時間の無駄を減らし、他の作業に割く時間を増やすことが出来ますね!

 

2. 文章を書く練習をしたことによって日本語の言い回しを工夫できるようになる。

 これは結構大切だと思います。私はトビタテの書類作成を行う際に様々な年齢、職種の方に添削を頂きました。その結果、極めて低い私の文章力はギリギリ人が読んだら理解することが出来る水準にまでは持っていくことが出来たかと思います。

また、文章の書き方に関して社会人に聞く機会を作れるというのは今後の文章作成の練習に非常にいいと思います。以外に聞く機会って作れないですからね。

 

 そして、トビタテの書類審査は企業の方がメインとなって審査をします。これは大きなメリットで、トビタテの選考を受けるということは実質的に会社の選考を受けることと等しいと私は思います。

 恐らく大学1年生や2年生の方々はインターン等の選考に参加する機会は少ないと思います。しかしトビタテの制度は高校生、大学生であるならば誰でも受けることが出来ます。

すなわちトビタテを利用することで、就活の前哨戦を周りの学生より早く体験できると言えます。

 

いかがだったでしょうか。少しでもトビタテの選考を受ける動機付けになれば幸いです。